ダン氏の研究室の卒業制作をご覧になれます。
URLの数字を下ると過去の作品にリンクします。
主催:東京藝術大学、東京都、東京現代美術館・東京文化発信プロジェト
室(公益財団東京都歴史文化財団)、産経新聞社
協力:ブリティッシュ・カウンシル
東京藝術大学Website|日本語 / English
2013-11-12
10月11日(金) デザイン科にて
アンソニー・ダン氏のワークショプを行いました。
このWSは東京都現代美術館で開催中の「うさぎスマッシュ展」の関連企画
として行なわれるプログラムの1つで、「SENSE of wonder展」を企画す
るデザイン科と絵画科油画の学生を対象とした特別プログラムでした。
参加者は15名の学生。こんな少人数で氏のレクチャーを受けられる機会は
大変貴重です。
テーマは「抗議の未来」
デザインが抗議においてどのような役割を果たすのか、を考えます。
拒否、ボイコット、ストラキ、デモ、市民的不服従、暴動、テロ、革命、
内戦など抗議にはさまざまな形態があります。
何に対して、なぜ抗議をしたいのか。学生それぞれが考えて、抗議のかた
ちを設計(デザイン)します。身振り、場所、タイミング、宣伝方法……
そして、テクノロジーは抗議に媒体になりうるのか。そうしたことをグル
ープに分かれて考えながら、なんらかの抗議のかたちを提案していきます。
10時から15時までのプログラム。4グループに分かれて行います。
午前がコンセプト固め、午後は表現方法の模索をして最後にプレゼンテー
ションです。
なかなか難しいテーマに、この短時間で何ができるのだろうとチョット不
安にスタート。
ダン氏も加わって、議論を深めていきます。
不安は無用。
みんな積極的に議論してきます。
模造紙にアイデアを書き出して
考えて
また議論する
常に明るく、闊達な雰囲気
今回、通訳として荒木悠さんにお世話になりました。
多数の議論を一手に引き受けての通訳です。
お昼を挟んで表現方法の模索です。
デモやストライキといった行為だけでなく、デザイン的視点でどのような
抗議の方法があるのかを考えます。
最後にはプレゼンテーションがあります。いよいい大詰。
各グループが発表していきます。
各班ユニークな提案ができているようです。
寸劇を交え発表も。
発表を終え、ディスカッションをして終了です。
貴重な機会をありがとうございました!