三和酒類株式会社×東京藝術大学プロジェクト2024
2024-10-08
「if もし、お酒がなくなったら」 開催のご案内
このたび、東京藝術大学では、2024年10月30日(水)、31日(木) の2日間、東京藝術大学上野キャンパス大 学会館2階展示室にて、三和酒類株式会社×東京藝術大学プロジェクト2024展覧会【 if もし、お酒がなくなったら 】を開催いたします。研究のテーマは、もしお酒がなくなったら。未来にお酒が無くなったらと仮定した場合に、何が生まれるのでしょうか。お酒の代わりはあるのでしょうか。コミュニケーションの場はどうなるのでしょうか。お酒が私たちの生活やこの世界にもたらすもの。もたらしてきたものは何なのか。お酒の存在意義や価値を、学生の視点で捉えます。 紅葉が美しいこの季節、是非展覧会【 if もし、お酒がなくなったら 】へお気軽にお立ち寄りください。
開催概要
【名称】 if もし、お酒がなくなったら
【会期】 2024年10月30日(水), 31日(木) 11:00~19:30
【会場】 東京藝術大学(上野キャンパス)大学会館2階 展示室
【入場】 入場無料
【主催】 東京藝術大学美術学部デザイン科 三和酒類株式会社
【アクセス】 https://www.geidai.ac.jp/access/ueno
※ 30日(水) 15:30から公開講評会、17:00からトークイベントを予定しております。どなたでも無料でご鑑賞いただけます。
※ 入り口のバーカウンターにて1種類のお酒を選びお酒を試飲しながら作品をご鑑賞頂けます。年齢確認の出来るものをご用意ください。お酒を飲めない方、飲まない方はノンアルコール飲料をご用意してあります。
本展覧会では下記の2つのプログラムをご用意しています。どなたでも無料でご鑑賞いただけます。
①《公開講評会》10月30日(水)15:30 -16:40 予定 / 出展作品(5作品)
5月の試飲会で出題されたひとつ目の課題「こんなところでお酒を飲んだら」、7月に九州・宇佐市三和酒類本社工場見学、ワークショップ、そして本展覧会のテーマとなる最終課題「もしお酒がなくなったら」。3度の検討会、中間発表を経て、いよいよ4グループ5つの作品がここに集まりそれぞれの思いを発表します。
【展示作品概要】
- Aグループ「Drunk Driver(仮)」 資延 美葵 / 藤本 楓 / 田口 椋也 藤本 誠二(三和酒類)
もし、機械が酔ったらどうなると思いますか?人は酔うと意味のないことを言ったり、脈絡の無い話をしたり、感情的になったり、寝てしまったりします。そのような「酔っ払いの行動」は機械には縁遠いことでしょうか。もし、機械が酔ったらどうなるのでしょうか。A班はそんな「機械が酔う」シーンを設定した作品を制作します。
- Bグループ「あてもなく」 西本 藍子 / 白井 久瑠見 / 李 建 / リョ ウラン 伊良波 和之(三和酒類)
ある日、街で自転車に乗りながらビールを飲んでいるおじいさんを見かけた時、飲酒にふさわしい場所は、飲んでいる時の気持ちのように、自分の本能に従って自由に探すべきだと気づきました。もしこの世界に酒がなかったら、私たちは無目的な体験を得ることがなかったかもしれません。目の前に広がる「生活」には、様々な建物が私たちを閉じ込めているように感じます。しかし、空を見上げると、広大な空が広がり、雲も自由に漂っています。 ※本作品は飲酒運転を推奨するものではありません。
- Cグループ「融解の時間(仮)」 坂田 真紀 / オウ セイイ / 白川 桃太郎 小野 陽介(三和酒類)
誰かとお酒を飲みながら徐々に心を開き、相手との距離が少しずつ解けていく瞬間を表現した作品です。お酒を共にする時間には、他の飲み物では生まれない特別な演出と意味があります。氷がグラスの中でゆっくりと溶けるように、私たちの関係もまた、時間の経過とともに融解していきます。この作品は、お酒を通じて人との関係が少しずつ解けていくその「待つ」時間を視覚化し鑑賞者に体感させるものです。
- Dグループ「天動的回転アニメーション(仮)」 リ セク/ 石坂 莉帆 / 鍋梨 世知 フレッチャー英美(三和酒類)
「もしお酒がなくなったら」は、この世界に存在しています。だからこそお酒の面白さや不思議さ、楽しさに焦点を当てて、今回の制作に取り組みました。昔はお酒がない時代もありましたが、人々はそれでも楽しく暮らしていました。その時人々はどんな世界を見ていたのだろうか。回転アニメーションを通じて新たな世界を発見します。
- 参加型作品「もし、お酒が〇〇だったら」
もしお酒がなくなったら、お酒の入っていた瓶は空っぽになるでしょう。ある人は、野の花をつんでそこに入れました。ある人は手紙を書いて瓶に入れ、海に流しました。またある人は、瓶を空にかざし星をつかまえました。あなただったら、お酒の代わりに何を入れますか?あなたにとってお酒とは何でしょうか。あなただけのお酒を言葉に変えて、瓶に入れてください。
②《トークイベント:if もし、お酒がなくなったら》10月30日(水)17:00 予定
「お酒は飲まないんで」「飲み会はノンアルで」「飲むなら宅飲みかな」。今、学生にお酒について聞いてみると、 これまでの「まぁ、呑もうよ」から始まる交流の時代とは明らかに違ってきていると感じます。今の若者はどのように お酒と付き合い、どのようにコミュニケーションをとるのでしょう。トークイベントには東京藝術大学デザイン科卒業 の荒川慎一氏が登場。《 if もし、お酒がなくなったら》をテーマに、学生を交えて話し合います。
トークイベントゲスト:荒川慎一
2000年、東京芸術大学美術学部デザイン科卒業。2002年、東京芸術大学大学院 美術研究科デザイン専攻修士課程修了。THE STUDIO TOKYO JAPAN、ASYL DESIGNを経て、2007年独立。同年より「D-KNOTS」を主宰。「欲しい未来は自分 でつくる」をテーマに、写真とデザインを通して未来を考える日々。2022年より京 都芸術大学通信教育部グラフィックデザインコース主任。
アクセス・お問い合わせ
【アクセスマップ】https://www.geidai.ac.jp/access/ueno
【最寄り駅】
JR : 上野駅(公園口)・鴬谷駅 下車徒歩10分
地下鉄 : 銀座線・日比谷線上野駅 下車徒歩15分
千代田線・根津駅 下車 徒歩約10分
京成電鉄 : 京成上野駅 下車徒歩15分
【本件に関するお問い合わせ】
東京藝術大学 美術学部 デザイン科
TEL:050-5525 -2206 (助教 垂見幸哉)
E-mail:tarumi.koya@fa.geidai.ac.jp
InstagramURL:https://www.instagram.com/geide.sanwa?igsh=bHh0dWhl-NmRxeGQ0&utm_source=qr
プレスリリースダウンロード:三和酒類株式会社×東京藝術大学プロジェクト2024展覧会【 if もし、お酒がなくなったら 】