清水泰博退任展「すべてが庭になる 〜 人の居場所をつくる」開催のお知らせ
2024-11-06
今年度をもってデザイン科の教授を退任する、第5研究室 (Design Place) 教授 清水泰博の退任展を2024年11月16日(土)から、本学大学美術館 陳列館にて開催いたします。
企画概要:
本展は、23年の長きにわたり東京藝術大学美術学部デザイン科で教鞭を執ってきた清水泰博の退任記念展です。
清水は、長年にわたりプロダクトや家具から都市まで、様々なスケールの「場所」のデザインを手掛けてきました。本展では、これまでに清水が手掛けた作品から100点余りを陳列館において、構想(1F)と実践(2F)に分けて展示します。
「構想」部のサブタイトルは「都市の庭〜私が夢見た都市」とし、主に清水が30代の頃(1980年代後半から1990年代)に提案してきた、比較的大規模な都市構想などを紹介します。当時「感性に働きかける空間」をテーマとして構想していた都市空間のデザインです。当時の清水がそれぞれの場所を見て、何を考えたのかをご覧ください。
「実践」部のサブタイトルは「12のコンセプトとその実例」とし、都市から家具までのデザインを、改めて12のPlace Designのテーマに分けて紹介します。それぞれのテーマに様々なスケールのデザインが含まれますが、多様なスケールを対象にするPlace Design(環境デザイン)ならではの横断的な視点を紹介するものです。
ご高覧いただけましたら幸いです。
展覧会情報:
- 会期:2024年 11月16日 (土) – 12月1日 (日) / 午前10時 – 午後5時(入館は午後4時30分まで)
- 休館日:月曜日 ※祝日の場合は開館
- 会場:東京藝術大学大学美術館 陳列館1, 2階
- 観覧料:無料
- 主催:東京藝術大学美術学部
- 助成:花王株式会社、公益財団法人野村財団、東京藝術大学美術学部 杜の会
- 協力:株式会社オカムラ、株式会社ユニオン、博國屋
- 問い合わせ:ハローダイヤル:050-5541-8600