杉浦康平 特別講演 『全宇宙誌』+『火焔太鼓』
2014-11-15
東京藝術大学美術学部特別講演
杉浦康平「 『全宇宙誌』+『火焔太鼓』」
日時:2014年11月21日(金)18時半~20時半
会場:東京藝術大学上野キャンパス美術学部中央棟第1講義室
日本を代表するグラフィックデザイナーであり、ブックデザインの革新を試み視覚伝達論、知覚論に新しい地平を拓いた杉浦康平。
伝説的なブックデザイン『全宇宙誌』(1979)と独自の音楽論「火焔太鼓の研究」(『宇宙を叩く』、2004)を対置させて、「多主語的な世界」「一即二即多即一」…のアジア的世界観を豊富な映像を交えて語りつくす、必見・必聴の講演会。
杉浦康平(Kohei Sugiura)
[略歴]
1932年東京都生まれ
1955年東京藝術大学美術学部建築科卒業
1964〜67年ウルム造形大学客員教授
1989〜2002年神戸芸術工科大学教授
2010年〜神戸芸術工科大学アジアンデザイン研究所所長
「時間地図」をはじめとする多彩なインフォグラフィックス、斬新なブックデザインの数々、雑誌『SD』『都市住宅』等での実験的なエディトリアルデザインで知られる。
1955年日本宣伝美術賞賞、1961年毎日産業デザイン賞、1982年文化庁芸術選奨新人賞、ライプツィヒ装幀コンクール特別名誉賞、1997年毎日芸術賞など受賞多数。1997年紫綬褒章受章。