カリキュラム
Schedule and Course Outline
一年次
デザインの基礎力を養います。コンピュータ演習と塑像の基礎技法に始まり、「調べること」「機能性を考えること」「観察すること」「素材の可能性を追求すること」への視野を広げる実技課題をこなすことで、創造活動の「足腰」を鍛えあげます。
履修科目
- ● デザイン基礎実技
- デジタル基礎実技
- 塑像
- ● デザイン実技 観察と表現
- [ 調べる ]
- [ もちはこぶカタチ ]
- [ 集積 ]
- [ マテリアルズ ]
- [ うたう ]
- ● デザイン概説
- ● デザイン技法
- タイポグラフィーⅠ
- スピードスケッチ
- 実測
- 製本
二年次
発想力と表現力を問う「生活」に根ざした6つの実技課題が課せられます。併せて選択制の技法演習やデザインの意味を考える講義を通して、学生は自分の適性と「やりたいこと」を徐々に見つけだすことのできるカリキュラムとなっています。
履修科目
- ● デザイン技法
- デジタルモデリング
- プログラミング
- デザイン作図
- アニメーション
- プリント
- タイポグラフィーⅡ
- スタディマテリアル
- 樹脂
- 写真
- ● デザイン原論
- ● デザイン実技 発想と表現
- [ プレイグラウンド ]
- [ チャーミングに異を唱えよ ]
- [ 響く・伝わる ]
- [ ペルソナ ]
- [ くらす ]
- [ FUTURE VISION ]
三年次
現代の社会問題や伝統文化との関わりを問う実技課題で、構想力・問題提起力・問題解決力・伝達力を養います。進路を具体的に絞りこんでいけるように、専門性の高い選択授業も用意されています。必修の「古美術研究旅行」では、京都と奈良を2 週間訪れます。
履修科目
- ● デザイン実技 意味と表現
- [ そこに行きたい ]
- [ 一瞬を捉えよ! ]
- [ 家族のカタチ ]
- [ お茶のおもてなし ]
- [ 世界平和を実現するデザイン ]
- [ 鳥 ]
- [ スタジオ課題 ]
- ● 専門科目
- ビジュアルデザイン
- プロダクトデザイン
- スペースプランニング
- 映像論
- ● 古美術研究旅行
四年次
卒業制作に取り組みます。自分でテーマを決めて1年間かけて取り組みます。卒業制作の指導は10 研究室の教員全員であたります。学生4、5人を1人の教員が担当しますが、必要に応じて学生がどの研究室を訪ねてもよい、風通しのよい仕組みとなっています。
履修科目
- ● デザイン実技
- [ プレ卒業制作 ]
- ● 卒業制作
修士課程
各研究室に一学年につき3~5 名の学生が属し、指導教員との対話をもとに学生は自分の研究活動・作品制作を深めていきます。修士1年次には、専門領域の違う学生が協働で地域コミュニティや企業に対してデザイン提案を行う必修共通課題が組まれています。このほか様々な社会連携プロジェクトや、他専攻の研究室との共同制作に主体的に参加することで、自分の専門を基盤に多様な領域をつなぐ幅広い視野を養います。また、国際的なコミュニケーション力の養成のために本学の交換留学プログラムを積極的に利用するように指導しています。
履修科目
- ● デザイン特論
- ● デザイン研究
- ● 専門科目
- アートディレクション
- プレイスデザイン
- アート&デザイン
- プロダクトプランニング
- ● 美術研究科プロジェクト演習
- ● 修了制作
博士後期課程
高度なデザイン研究を制作活動と理論構築の両面において深めて、博士学位(Ph.D.)の取得をめざします。担当教員だけでなく、またデザイン科のみならず科を越えた教員の指導も可能です。複数の教員がそれぞれの専門を背景に作品制作から博士学位論文まで支援します。本課程後半においては、全教員が研究の進展をチェックします。また、研究の社会への発信と実践を通して、総合的な観点から研究の独創性を検証しその深化を図るために、学外での研究発表や外部との共同プロジェクトへの参加、さらには留学や国際的創作活動を積極的に促します。
履修科目
- ● 創作総合研究
- ● 造形計画特別演習