提案1「B-block and Fashion」(作:勝川由芽野) 柔軟性のあるBブロックで曲面を構成し、“着るブロック”を提案。「この提案を通して、子どもたちがファッションデザイナーのように服をつくれるブロックを、いつか開発してみたいと思いました」提案2「B-block and Food」(作:谷口あかり) 本来ならブロックの裏にあたる構造部分に注目し、“食をもてなすブロック”を提案。「食べ物とブロックの色の組み合わせにこだわりながら、50組のバリエーションをつくりました。食料が入るとブロックの見え方が変わり、また、ブロックサイズの器に入ることで料理の印象も変わるのが面白かったです」提案3「B-block and Music」(作:寺本有孝) “音を奏でるブロック”を提案。「今回は黒が一般的なピアノをカラフルにしてみましたが、もっと怖そうなものや、お堅そうなもの、とっつきにくいものもブロックでつくってみたい。世界平和につながるかもしれません」提案4「B-block and Quiz」(作:五十嵐亮太) 真上からの視点で描かれたあるものの絵を見ながら、実際にブロックでつくってみるクイズ。「ブロックは本来、“自由につくる”ための遊具。ですが、逆にこのクイズでは、つくるものを指定します。平面の情報を立体的にとらえる力を養うことができるクイズです」提案5「B-block and Space」(作:森田あずさ、山根由子) 「このブロックは、パーツのスケールが大きいため身体サイズの家具がどんどんつくれます。“日常を侵食していける”このスケール感が面白いと思いました」提案6「B-block and light」(作:大竹玲央) “発光するブロック”を提案。「光を透過するブロックを並べてピクセルを表現しました。下からの光は時間とともにゆるやかに明滅するようプログラミングされていて、ブロックの色ごとに異なる色調の変化を見せてくれます」提案7「B-block and water」(作:山口聖奈) “水と戯れるブロック”を提案。「お風呂場などで使われる市販の水あそび用遊具は種類も限られ、あそび方も固定されています。それに対してブロックでする水あそびは、あそび方を自分で見つけられます。ブロックの浮きもすれば沈みもする絶妙な比重を利用して、スクウ、ウカベル、シズメルなど様々なあそびを楽しんでいただきたいと思いました」