東京藝術大学 美術学部 デザイン科 Tokyo University of The Arts, Department of DESIGN

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入試Entrance Exam

入試について

About Entrance Examination

デザイン科の入試について

東京藝術大学美術学部デザイン科の入試選抜は、大学入学共通テスト、本学が実施する実技検査、出身学校長から提出された調査書の各資料を総合して判定します。
大学入学共通テストは、国語と外国語と情報の3教科が必修、さらに地理歴史・公民、理科、数学から1教科を選択し、計4教科を受験してください。ただし、理科は物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎から2 科目選択または物理、化学、生物、地学から1 科目を選択してください。
実技検査は一次選抜として「鉛筆写生」を行い、一次選抜合格者のみが、二次選抜「デザインI(色彩)」、「デザインII(形体)」を受験し、合格者を決定します。
詳細については『入学者選抜要項』をお読みください。

一次選抜「鉛筆写生」は選択制となります。下記のいずれかを出願時に選択してください。
1) 石膏像デッサン
「石膏像を中心としたモチーフを描写する」
2) 構成デッサン
「設定されたモチーフ(実物に限らず、想定のモチーフも含む)を自由に構成して描写する」
(詳細をこのページの下方で説明しています。)

デザイン科 一次試験 鉛筆写生(石膏像デッサン)

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※写真の椅子・イーゼルの配置は参考例です。

出題意図

石膏像を通して、観察する力、像の動きや量感を正確に画面に再構成し配置する力、像の持つ魅力や空間を伝える表現力、このような基本的な能力を評価の基準としています。

参考作品PDF

デザイン科 二次試験 デザインⅠ色彩

出題意図

出題に対する理解力と適応力、独自の視点と発想力、色彩感覚と技術面を基盤とした上で魅力ある画面づくりが問われます。
つまり出題の要素からイメージを膨らませ、独自の世界観を表現する力を求めます。

参考作品PDF

デザイン科 二次試験 デザインⅡ形体

出題意図

形体は与えられた立体材料を生かし、手で作る身体的な感性・感覚が試される試験です。
試験問題は幾何形体や自然物などあらゆる自然現象についてその美しさを問うものです。
モチーフや素材の魅力を見つけ出す観察力、柔軟なアイディアを様々に展開する構成力、さらにそれらを具現化する造形力。この三つの力が形体の試験には欠かせません。

参考作品PDF


入試のしおり

Guide for Entrance Examination


Q&A

Q and A

Q.
大学入学共通テストの結果はどのくらい比重がありますか?
A.
採点に関することは一切公表できません。
Q.
採点方法は?
A.
採点に関することは一切公表できません。
Q.
課題違反はどの程度点数に影響するのでしょうか?
A.
採点に関することは一切公表できません。
Q.
違反道具を使っている場合、どう対処されるのですか?
A.
監督者からの警告を受け、その後も無視して使い続けた場合、退場となります。その他の違反行為についても試験開始前に監督者からの注意事項がありますので必ず聞いてください。
Q.
入試の情報開示としてABC評価が公表されるが、実際の点数でいうと何点区切りですか?
A.
採点に関することは一切公表できません。
Q.
障害のある入学志願者に対して特別措置はありますか?
A.
事前相談の制度があります。詳細は『入学者選抜要項』を参照してください。事前相談は、直前では対応できないことがありますので、日数の余裕をもってご相談ください。
Q.
平成28年度入試よりデザイン科の一次選抜「鉛筆写生」が、「石膏像デッサン」と「構成デッサン」の選択制に変更になるのは、何を意図したものですか?
A.
デッサン(dessin)が語源的にデザイン(design)に近いといわれていることでも分かるように、3次元モチーフを2次元の一枚の画面に収めていくデッサンの技量は、マクロの視点から全体のコンポジションを考える洞察力と構成力、事物を客観的に見る観察力、 細部にこだわる表現力、 現場で起こる様々な制約を積極的に受け入れる適応力など、デザインの要点に大きく繋がります。一次実技検査を選択制にし、デッサン力の評価に幅を持たせることによって、これまで以上に幅広いデザイン資質をもつ人材を選考できると考えます。
Q.
実技の使用道具の基準があいまいだと思うのですが?
A.
平成25年度入試より、 一次の鉛筆写生の使用道具を、「鉛筆写生に必要な用具一式」とし使用道具の基準を広げることで、使用を注意される基準が試験室・監督官によって違うといった懸念に対処し、より公平・公正な試験を実現できるように配慮しました。今後も基準の徹底を図っていきます。
Q.
試験室ごとに石膏像の汚れが違うことについてどう考えているのでしょうか?
A.
石膏像に限らずモチーフの状態については、監督者が全試験室を見回って公平に実施できるよう確認しています。公平性を損なうと考えられるモチーフは交換を行い対処しております。


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